靴磨きクリームの中で最もポピュラーな乳化性クリームについてお話します。
昔、英国ではバックの保護のためにロウを塗っていたそうです。けれど、ロウは水をはじくが革が硬くなりひび割れが生じる。そこで、次は保革のために油を加えた・・・これが油性クリームの始まりです。でもまだひび割れは止まらない。そして、「そうだ!革には水分が必要なんだ」という事に気付き、水を加えることにした・・・これが乳化性クリームの誕生です。
大まかな成分内容は水と油とロウです。
「えっ?水と油は混じらないんじゃ?」と疑問を持たれるかと思いますが、界面活性剤(台所の食器用洗剤の主成分)を加えれば、乳化(混じった)状態を作り出すことは容易なことです。
このように、乳化性クリームは「水」が入っていることが特長で、ただツヤを出すだけでなく、柔軟性と栄養を与えてくれる最も理想的なクリームといえます。
日頃のお手入れは、乳化性クリームだけで、雨の日など、より強い防水力やツヤを出したい時などに、油性クリームを併用するのが理想です。

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